エステサロン、リラクゼーションサロン、ネイルサロン、マツエクサロン等、サロンメニューの説明文は、「何を書いたら、メニューが魅力的に伝わるのかな？」と迷っていませんか？
メニューの説明文は、お客様の興味を引き、予約を促すための重要なツールです。説明文がイマイチだと、お客様はすぐに離脱し、予約をあきらめてしまうことも……。
この記事では、サロンHPのライティングをサポートしてきたセールスライターが、サロンの集客力をあげる効果的なメニュー説明文の作り方を解説します。
なぜメニュー説明文が集客に重要なの？
メニューの説明文は、サロンのサービスの価値を伝えるとっても大切なもの。 特にオンライン予約やホームページ集客では、お客様が予約をするかどうかの判断材料となることは間違いありません。
メニューの内容がわかりにくいと、お客様はどのサービスが自分に最適かが分からず、問い合わせが減少する可能性があります。 結果的に、予約数が伸び悩み、集客効果が薄れてしまうことがあります。
メニュー説明文で一番大事なポイントは、迷わせないこと
メニューの説明文が、単なる内容紹介になっていませんか？
メニューの説明で一番大事なことは、お客様がメニューをさらっと読んだだけで、迷わずに自分に合ったメニューを選べること。特にたくさんのメニューがあるサロンでは、とても大事なポイントです。
どのようなポイントに気を付けたら、お客様が迷わずにメニューを選べるのかについて、詳しくお伝えしますね。
お客様が迷わない・選びやすいメニュー説明文3つのポイント
1. はじめての方でもわかる言葉選び
決してやってはいけないことが、「はじめて」の方がわからない専門用語を使ってしまうこと。
わたし自身、過去にこのような経験がありました。
はじめてのマツエクで、近所のサロンをホットペーパービューティーから予約しようとしました。ところが、メニューが多すぎる上に、細かすぎる…! マツエクが初めてだったため、メニューに書かれているマツエク用語が何一つわからない。結局、どのメニューを予約していいかわからずに、予約を諦めました。
この事からもわかるように、メニュー説明文では、誰でも理解できる簡潔な表現がとっても大切です。
２．誰にとってのおすすめメニューかわかる
特にメニューがたくさんあるサロンの場合、お客様がどのメニューが「今の自分にぴったりなのか」「自分の望みを満たしてくれるのか」を瞬時にわかるようにすることが大切です。
そのための方法が、メニュー一つ一つのターゲット（どのお客様におすすめか）を明確にすること。各メニューのターゲットが明確になったら、メニューの冒頭に「〇〇の人におすすめ」「△△な方に」など、ひと目見てお客様が「自分のためのメニューだ」とわかるように明示します。
ターゲット設定の方法
最も簡単なターゲット設定の方法は、お客様の「お悩み・望み（ニーズ）」にフォーカスすること。それぞれのメニューがお客様のどのような悩みを解消できるのか、望みを叶えられるのかを明確にして、サロン内でのお客様の住み分けをしてみてください。
身体の芯まで凝っている方におすすめ
筋トレやランニング等運動による身体の疲れに
頭がフル回転で、よく眠れない方に 等
お顔のシミ・シワ・たるみ アンチエイジングが気になる方へ
まずは施術を体験したいはじめての方に
お肌の感想が気になる方におすすめ 等
3. サロンの強み・独自性を明確に伝える
オンラインでサロンを探しているお客様のほとんどが、他のサロンと比較検討をしています。自分のサロンの強みをしっかりアピールすることが欠かせません。
強みや独自性は、「日本で唯一」のような希少価値が高い必要はありません。お客様が比較検討するであろう競合となるサロンとの違いを打ち出せればOK！
お客様にとって「ここでしか受けられない」要素をわかりやすく伝えます。
強みになること
- 技術（特許取得の技術や技術へのこだわり）
- サロンの雰囲気
- 競合サロンでは提供していないサービス 等
限定感やお得感を演出
「初回限定価格」や「今月のみ特別プラン」などのフレーズは、お客様の「今、予約しなきゃ」という気持ちを引き出し、行動を促す効果があります。
お客様の信頼を高める「お客様の声」の活用
実際にサービスを利用したお客様のリアルな声は、はじめてのお客様に安心感を与え、予約のハードルを下げてくれます。具体的な施術内容や得られた効果、スタッフの対応に対するご感想を紹介することで、お客様に信頼感を与えられます。
お客様の声を紹介するときのポイント
具体的な結果が伝わるように
「良かったです！」「気持ちよかったです！」「スタッフの方が丁寧でした」
こうした声は、どのサロンでもよく見かけるお客様の声です。
単に感想を掲載するのではなく、お客様の具体的なビフォーアフターや、結果について紹介することが大切です。たとえば「1か月も頭が重くてしんどかったのが、軽くなってスッキリしました」「施術後に鏡を見てびっくり！顎のラインがシュッとしていました」等。お客様が感じた変化や体験のリアルな声で伝えられると効果的です。
お客様の属性で共感を
人は自分と似た境遇の人の意見を信じやすくなります。そのため、感想とともにお客様の属性（年齢や性別、職業など）を紹介することで、見込み客からの共感を得やすくなります。
サロン集客で欠かせないメニュー説明文
思わず予約したくなるメニュー説明文を作成するために忘れてはいけないことが、お客様目線でわかりやすく書くこと。
簡潔で魅力的な表現、サロン独自の強み、そしてお客様の悩みや望みの問題解決ができることが伝わることで、お客様がメニューに興味を持ち、選びやすくなります。
また、実際の体験談やお客様の声を取り入れることで、さらに信頼を得やすくなり、お客様の来店の不安を解消しやすくなります。
メニュー説明文は、単なるサービスの紹介ではなく、お客様の興味を引き、行動を促す重要なツールです。お客様が迷わないメニュー説明で、予約率アップを目指しましょう♪
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