わたしがフリーランスライターとして、着実に収入をあげていった理由

エッセイ

2021年。フリーランス4期目になる。

わたしは、多くの人がそうであるように「独立したい!」「フリーランスでやってみたい!」「好きなことを仕事にしたい!」という、前向きな理由でフリーランスになったわけではない。

たまたまお仕事を依頼されて、そこで結果を出せたことで、その後も継続してお仕事をいただけるようになり、成り行きでフリーランスとなった。

ビジネスのことはよくわからない。
セールスの仕方もわからない。

それでも、これまで収入を着実にあげられていったのは、「おそらくコレをやっていたからではないか?」と思うものがある。

それが、「自分の勝ちパターンを見つける」こと。

自分の勝ちパターンとは

これは、わたしに初めて仕事を依頼してくださった方に教わったことなのだけれど、人には誰しも「そうなってしまう」という、あらがえない「流れ」みたいなものがある。

流れには、いい流れもあれば、悪い流れもある。

仕事における「いい流れ」、を「単にラッキーな出来事」にせずに、意図的に作っていくということを意識してきた。

勝ちパターンを見つける方法

いい流れを見つけるのは、過去のうまくいった出来事を分析することから始まる。

1.仕事やお金関連でうまくいった過去の出来事をいくつもピックアップする

2.その出来事を構成する要素を書き出してみる

3.要素の中の共通項を見つける

勝ちパターンの精度を上げていくには、情報は多ければ多い方がいい。
けれど、その情報は、実際に行動してみないと得られない。

だから、起業初期はとくに「たくさん行動する」ことで、情報収集を行うことをおすすめしたい。

たとえば、私の場合、

・自分で思いついた商品は、あまり売れない

という失敗するパターンがある。

逆に

・人から「こんなことできますか?」「あれやってみたらいいのに」と言われたことは、売れる

という勝ちパターンがある。

このパターンに気づいてからは、

・自分で商品を考えようとしない
・クライアントさんから「〇〇できますか?」と依頼されたら、やったことないことでも、いったん引き受ける

ことにしている。

こうして、わたしの定番メニューができあがっていった。

これは、わたしの勝ちパターンのごく一部であるのだけれど、わたしは定期的に自分の仕事を振り返って、「どうしたらいい流れが生まれるのか」ということを整理している。

フリーランスになりたての頃は、なかなか売り上げがあがらなくて、焦る気持ちはあるかもしれない。

けれど、その焦りから、いきなり高額な起業塾に入るのではなく、いろいろと試してみて情報収集し、自分の勝ちパターンを見つけるということをやってみるのもおススメ。

わたしは、ビジネス設計のことなどまったく無知だったけれど、ひたすら勝ちパターンを見極めることと、自分の強みを磨くことで着実に売り上げを増やしていくことができた。

この自己分析、自己理解を深めることは、フリーランスを続けていくうえでの土台を作ってくれたと、感じている。

1か月で売り上げ100万円!みたいな稼ぎ方はできないけれど、堅実に収入を得たいのであれば、こんな方法もあるよということで。

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