起業家として活躍される方たちは、起業に至るまでに様々なドラマがあり、また仕事に対する信念やビジョンが生まれた背景をお持ちです。
そんな人生の物語を聞くと、その人の魅力を感じることができます。
唯一無二のに人生の物語を、ここに集めました。
あなたも、その物語に触れてみませんか?
※プロフィール代筆をさせていただいた起業家の方々の、人生の物語を紹介しています。
田村恭子さん(美容家・量子力学講師)
たかの友梨ビューティークリニックにてサロンワークを13年。愛情を込めた接客、圧倒的な知識量からお客様の信頼を得て、全国で売上1位を何度も受賞。
結婚・出産を機に、世田谷でオーガニックエステサロンを開業。
多くの女性のボディケアを通して女性を輝かせることを生きがいに仕事をしていたが、内面が輝くことで「もっと女性は輝くことができる!」という考えにいたり、現在は美容とともに、数秘術、量子力学を提供している。
目指すは世界平和
「やりたいことがなんでもできる女性が増えれば、世界平和につながる」
「殺伐とした世界がちょっとでもよくなることをしたい」
この想いを事業理念に、サービスを提供しています。
わたしは、今はどんなに自分に自信がない人でも、必ず「やりたいことができる自分」に変われると信じています。
なぜって、わたし自身が変われたからです。
「なまこ」といじめられた子ども時代
愛知のうなぎ屋に生まれたわたしは、自営で忙しい両親にほとんどかまってもらえず、寂しい少女時代を送りました。
小学生のころ、太って不細工な容姿だったことで、「なまこ」というあだ名をつけられ、いじめをうけていました。
「なんで、こんな顔で生まれたんだろう…」
外見コンプレックスから「欲しいものを欲しいと言っていいのは、かわいくて輝いている子だけ。自分はその子たちの残り物でいいんだ」と思うような子供だったんです。
そんなわたしが変わったきっかけ。それは、見た目が変わったことでした。
ダイエットに成功し、自信が持てるように
容姿をからかわれ、いじめられていたため「とにかく自分の見た目を変えたい」という気持ちを強く持っていました。
「整形したい!」「どうやったら、やせられるんだろう」
中学生になると、四六時中、かわいくなることばかり考えていました。
そしてついに、高校生のときにダイエットに成功。人並にかわいい見た目に変われたんです。
いじめられて暗かったわたしが、外見が変わったことで自信がつき、性格まで変わっていきました。
「自分は残り物でいい」と思っていたわたしが、やりたいことができる自分に変化したんです。
「女性は見た目が変わると自信が持てる。やりたいこともできるようになる」
そこから、わたしの美容への関心がますます高まっていきます。
「女性をきれいにして、みんなが笑顔になれる世界にしたい」という信念
たかの友梨ビューティクリニックで、女性がきれいになることで自信をつけていく姿を、何度も目の当たりにしました。
だから、お客様をきれいにして、喜ばれるのがとても嬉しかった。
次第に「女性をきれいにして、みんなが笑顔になれる世界にしたい」という信念をもつようになります。
その信念がお客様にも伝わったのでしょうか。全国売上1位を何度も受賞するようになりました。
お客様に喜ばれる一方で、企業のルールの中で自分が提供できるものの幅が決まっていることに、窮屈さを感じ始めます。
「もっと結果をだしてあげたい」
もっと一人ひとりにあわせたサービスを提供したい。
その思いを貫くために、独立を決意。
妊娠出産、そして息子のアトピーなどをきっかけに「もっとナチュラルでいいな」と思うようになり、オーガニックエステサロンmyusisを開業しました。
「今の自分ではやりたいことが終えられない」と気づいた40歳
高校時代に外見が変わり自信がついてからも、決して順風満帆とは言えませんでした。
高校で少し目立ったことでいじめられ、たかの友梨でも先輩からひどいいじめを受けました。
仕事を辞めて結婚したら幸せだと思っていたのに、現実は理想とかけ離れていて……。
うなぎ屋の娘で寂しい幼少時代を過ごしたわたしは、サラリーマンの家庭でなら、あったかい家族を作ることができると思っていたんです。
けれど、夫は超亭主関白。一緒に暮らしているのに、家事も育児も何も手伝ってくれない、ワンオペ生活が続きます。
家でケーキ焼いているお母さんになりたかった。子供に寂しい思いをさせたくなかったのに。
何度も離婚を考えました。
独立して4年がたったころ、わたしは40歳になり、人生の折り返し地点に立ったことに気づきます。
「このままの自分では、残りの人生でやりたいことが終えられない」
潜在意識をうまく使えたら、もっといっぱい楽しいことができて、やり残し感なく生きられるのでは。
そして、潜在意識、数秘術、量子力学について学びを深めていきました。
すると、いつの間にか自分が手に入れたかったものが、次々と現実化していったんです。
何をやっても変わらなかった夫が、怒らない人に変わりました。
パートナーシップだけでなく、仕事も爆進し始めます。
「欲しいものを欲しい」と言ってはいけないと思っていたわたしが、美容で見た目を変えて自信をつけてから、30年以上かけて、魂が望む本当にやりたいことにどんどん取り組み、どんどん実現していけるように変わったんです。
数秘術で、わたしは「33」の数字を持っています。
33という数字は、世界平和を追求する数字。
この数字の意味を知った時、なぜ「自信を持った女性を増やして世界平和を目指したい」と強く願っているのかが、すっと腑におちました。
女の人が元気になれば、子供が明るくなる。子供が明るくなれば、地域や学校がよくなって犯罪が減る。
そんな世界平和につながる毎日のファーストステップを提供したい。
その思いを胸に、今日もここで、美容と数秘と量子力学により、女性たちが輝くためのサポートを続けています。