【Webマーケティング】なぜ、無料オファーをやるといいの?

ホームページ集客のコツ

SNSやLINEを使ったセールスプロモーションでよく見かける動画セミナや電子冊子、テンプレートなどの無料プレゼント。

総じて「無料オファー」と呼ばれていますが、無料オファーは、きちんと目的などを考えて実施しないと「お金が入らないのに、労力ばっかり……」とか「無料目当てのお客さんばっかり集まって、疲弊した」ということにもなりかねません。

無料オファーの基本的な考え方とともに、「やってよかった!」と思える無料オファーを作るにはどうしたらいいのかを考えます。

無料オファーとは?

無料オファーとは、言い換えれば、無料プレゼントのこと。

無料オファーを提供する目的は、見込み客との出会いのきっかけづくりです。

具体的には、見込み客が「欲しい!」と思う無料プレゼントを提供することで、メルマガやLINE公式アカウントに登録してもらい、見込み客のリストを集めることを目的としているケースがほとんどです。

有名な例では、ドモホルンリンクルの「無料お試しセット」がありますね。

無料オファーのやり方

無料オファーは、通常次のようなステップで行われます。

1.見込み客のニーズに合わせ、無料オファーを作る

無料オファーを何にするか考えるときのポイントは、見込み客の多くが欲しいと思えるものにすること。また当然、自分の商品へのニーズがある人を集めることが目的のため、販売したい商品につながるオファーを考えることが大切です。

無料オファーの例

・無料診断
・無料添削
・無料セッション
・無料相談
・無料動画セミナー
・無料テンプレート
・無料冊子 等

2.無料オファーの提供方法を決める

メルマガ登録やLINE公式アカウントの登録、オンラインサロンへの参加等、無料オファーを提供したあとに接点が持てる場に、見込み客を集めます。これをリストを集めると言います。

3.無料オファーで集まったリストで、定期的にコミュニケーションを取る

よくある間違いが、集まったリストに対して「商品の案内しかしない」というコミュニケーションの取り方。

人は売り込まれるのが好きではありませんから、商品の売込みばかりのメルマガやLINEにいつまでも登録しておきたいと思うでしょうか?

大切なのは、見込み客がメリットを感じることを提供し続けることです。

お役立ち情報の配信や、そこでしか手に入らないことを提供し、限定感・特別感を感じてもらうこと。

「どうやったら、関係性を深められるか?」を考えて、リストの運用を考えるのがおすすめです。

無料オファーのメリット

無料オファーのメリットは、2つあります。

・ニーズが高い見込み客を集まる
・見込み客との関係性を深められる
・見込み客に直接セールスできる状態を作る

無料オファーのメリット1:ニーズが高い見込み客が集まる

見込み客のニーズに合わせた無料オファーを作ることで、最初から自分の商品への興味・関心が高い人を集められるため、その後のセールスをスムーズに行うことができます。

無料オファーのメリット2:見込み客との関係性を深められる

定期的にコミュニケーションを取ることで信頼を得られたり、見込み客が抱える潜在的なニーズに気づいてもらうこともできるでしょう。

見込み客との関係を築ければ、商品へのニーズを高めることが期待できます。

無料オファーのメリット3:見込み客に直接セールスできる

すでに自分の商品に対するニーズがある人に向けて、商品案内をできるため、セールスをスムーズに行うことができます。

無料オファーで疲弊しないために

時おりSNSで、「無料オファーばかり受け取る人」に対しての批判を目にすることがあります。

裏を返せば、「自分の商品を買う気のない<無料目的>のお客様は来ないで欲しい」と感じているのかもしれませんね。

しかし、商品を買う気のない<無料目的>の人が、集まるのは当然のことです。だって、<無料>で提供しているのですから。

最初は無料目的だったとしても、その後商品を買ってくれる人が必ずいるはずです。<無料オファーを渡り歩いている人>に注目せず、顧客になるかもしれない人たちに目を向けることをおすすめします。

もし、無料オファーから、商品購入へまったくつながらないのだとしたら、それは無料オファーの設計が良くないのかも。

無料オファーの内容、その後のコミュニケーションの取り方など、一度検証したほうがいいかもしれませんね。