ホームページにアクセスはあるのに、集客につながっていない。
そんな人は、文章の書き方を間違っているのかもしれません。
集客の文章は、お客様の心理に沿って書くことが大切。
告知文などでよく見かける、3つの「やってはいけないこと」と最も大事なことを、売る文章のプロ、現役セールスライターが教えます。
集客用文章作成のNG1 想いを語る
女性の起業家さんの告知記事でよく見かけるのは、自分の商品への「熱い思い」。
イメージしてください。
ふらりと立ち寄った本屋さんで、ちょっと気になって1冊の本を手に取りました。すると、そこに店員さんが近寄ってきて、その本についての想いをいきなり語り始めたら、どうでしょう?
売り込み感強い感じがしませんか?
誰もが「売り込みされたくない」んです。
たとえ、あなたが熱い思いでその商品やサービスを作ったのだとしても、まずはグッとこらえて、お客様がどんなことを知りたいのか、お客様の心の声にそっと耳を傾けてください。
お客様が知りたいことは、なんでしょうか?
なお、商品への想いを絶対に語ってはいけない、とは思いません。なぜなら、その「想い」が競合サービスとの差別化になることもあるからです。あなたの想いに共感して「同じ商品ならこの人から買いたい」と購入を後押しするケースだってあります。
でも、思いを語るのは、文章の終わりの方で。「最後に」のあたりで、簡潔に書くのがお勧めです。
集客用文章作成のNG2 すべてを伝える
商品やサービスを案内するときに、「この商品がどんな商品なのか」を具体的に正確に伝える必要はありません。
なぜなら、すべてを正確に伝えようとすることで、逆に情報が多すぎて、商品の良さや売りがぼやけてしまうからです。
商品の内容の中には、実は、実際に購入してから伝えればOKなものと、先に伝えたほうがいいものがあるんです。
先に伝えたほうがいいことは、購入の決め手となり得ること。
・競合との差別化となること
・お客様にとってメリットが大きいこと
・お客様が、商品にそれが欲しいと思うこと など
実際に購入してから伝えればよいことは、購入の決め手になり得ないこと。
・その内容があるからといって、購入したいと思わないこと など
わたしの好きな言葉で「何を伝えるかではなく、何を伝えないか」というものがあります。
集客用の文章にもまったく同じことが言えますね。
集客用文章作成のNG3 みんなに買ってもらいたい
商品は、AさんにとってもBさんにとってもCさんにとっても、必要な商品だった場合。
「Aさんにも、Bさんにも、Cさんにもいい商品です」と言いたくなってしまいませんか?
そう伝えたほうが、お客様の層が拡がる気がしますよね。
けれど、実はこれは間違いです。
実際は「Aさんのための」と特定したほうが売れるんです。
Aさんにも、Bさんにも、Cさんにも売ろうと思うと、文章で伝えるときに、3人ともに当てはまることを書く、ということになります。すると、訴求したいことがぼやけてしまうため、逆に誰の心にも響かない、という結果を招くからです。
集客用文章作成で、一番大切なこと
さて、それでは、集客用文章には、何を書けばいいのでしょうか?
お客様が知りたいことはなんだろう?と、心に耳を傾けてみましたか?
お客様が一番知りたいことは、「あなたの商品を買ったら、どんないいことがあるの?」ということです。
つまり、商品を購入した後の未来が知りたいんです。
セミナーであれば、セミナーで学べる内容以上に、セミナーを受けると自分がどんな風になれるのか?
施術であれば、施術の詳しい内容よりも、施術を受けた後に自分がどうなるのか?
お客様が知りたいのは、自分の未来です。それも、今の自分より良くなった未来。
集客用文章は、文章を読んだ人が脳内で「自分の未来」を描き、「その未来を手に入れたい!」と思ってもらうことが、最も大切です。
商品のターゲットをどこに絞ったらいいかわからない。
何を伝えて、何を伝えないほうがいいのかわからない。
と言う方は、文章制作代行や、文章に何を書けばいいのかを整理する「集客コンセプト」サービスをご利用ください。
まずは、無料オンライン相談にてご相談ください。